理想の人生とお金
お金さえあれば理想の人生は手に入るのか問題
私の実家は酒屋でした。
酒を造る方ではなく売る方の商店です。
お店を開ける前から自宅の玄関からお客はやってきます。
そして店を閉めてからも玄関からお客はやってきました。
年末も年始もありません、家にいる限りお客様は自分の都合でやってきます。
そういう時代だったから仕方ないのですが
今振り返ると不思議な光景だったと思いますが、私が子供の頃は、そのような光景が普通でした。 最近知ったのですが、「働かざる者食うべからず」という言葉があります。この言葉が、長らく私の価値観を形成していました。
いまもそうです。
休むことに罪悪感を感じます。
今もそうです。休日であっても、ゆっくり休むことができず、仕事のことが気になってしまいます。
朝早く起きてはメルマガを書き、夜遅くまでセッションを行います。確かに自由に働けるのですが、常に仕事や売上のことが頭の中にあります。
私はこれが一般的だと思っていました。しかし、サラリーマンの家庭で育った人たちからは、そうでないことを知り、大きなカルチャーショックを受けたことがあります。
理想の人生を描くには
自分の価値観に向き合うこと
特に育った環境によっての価値観を早めに気づかないと
理想の人生はかないません。
働かざるもの食うべからずに共感する方が多い中
先日びっくりした価値観を聞きました。
それは
「働かなくてもお金が入る」
目が点になってしまいました。(笑)
そういえば
専業主婦の方はご主人がお金を運んでくれます。
不動産や株式などの資産からの収益(賃料、配当金など)を得ている人もいれば遺産を相続して生計を立てている方もいます。
投資家と呼ばれている方は
株、債券、仮想通貨などの投資からの収益を得ている方もいます。
事業を他者に運営させ、オーナーとして収益を得ている方
公的年金、企業の退職金、生命保険などの年金受給者もですね。
ライセンス収入の方もいます。
一見、働いていないように見えても、多くの場合、その状態に至るまでの過程や背景が存在しますが
労働収入=お金
という概念しかなかった私でした。
小さいときから
両親がお金でいつも喧嘩していたせいか
お金がないと不幸という価値観もあります。
お金があると幸せなんだ
お金があると喧嘩しない
でも
いま有り余っているわけではありませんが
少しだけ貯金ができるようになりました。
でも貯金があっても
なにか焦燥感を感じます。
充実感はまったく感じられません。
お金がないと幸せになれないと思っていましたが
お金はただの紙切れです。
お金だけでは自分なりの理想の人生を手に入れることができません。
もしかしたら
幸せという感情を手に入れたいのではないでしょうか
お金はもちろん欲しいけど
たんすの中にお金が入っていたとしても、幸せは感じません。
何のためにお金を貯めるのかという理由が必要です。
理想の人生を見つけることで
お金もいくら必要なのかが見えてきます。
白川 かおり
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